今夜は七夕なので、おりひめ星ベガとひこ星アルタイルを確認しようと見上げてみると、月の右横に明るく光る星が見えました。帰宅後に調べてみると、右横の明るい星は土星、さらにその右横に赤く光る星はさそり座のアンタレスであることがわかりました。
AstroArtsホームページによると、今日は月と土星の接近日でした。月と惑星、恒星との位置関係は日々変わっていくため、明日には離れてしまい、次回の接近日は8月3日のようです。
6月21日夏至、根室の日の出はなんと3時37分
12月21日冬至には横浜は6時46分、根室は6時47分と横浜の方が早かった日の出、6月21日夏至には横浜が4時26分、根室はなんと3時37分!これほどまでに早いとはびっくりです。根室のニワトリがかわいそうに思えます。
ちなみに太陽は西よりも北側に沈むので、日の入りは横浜が19時ジャスト、根室は19時2分と横浜の方が早くなります。根室の昼間は長いですね。
興味ある人はひまわり8号リアルタイムwebでシミュレーションしてみてください。
GPS衛星みちびきの8の字型軌道
今朝、国産GPS衛星みちびき2号機打ち上げ成功のニュースがありました。(H2Aロケット打ち上げは28回連続成功!成功率97%と安定感抜群です。)
みちびき3、4号機も年内に打ち上げ予定とのことで、アメリカのGPS衛星とみちびきの組み合わせで誤差数センチの位置情報性能を実現できるとのこと。すごい技術ですね。
ところでみちびきの8の字型の軌道理解できましたか?私には難しすぎですが、なんとなくわかった気持ちにさせてくれるムービーがありました。→ Wikipedia(準天頂衛星)
3月20日は春分の日
3月20日は春分の日、国立天文台暦計算室によれば、正確な春分点通過の時間は3月20日19時29分。
日の出日の入り計算サイトによれば、経度139.57度、緯度35.54度(センター南、さねよし耳鼻咽喉科)での今日の日の出は5時45分に方位角(北から)89.67度から昇り、日の入りは17時53分に方位角(北から南をまわって)270.58度へ沈む、ほぼ真東から日が昇り、ほぼ真西に日が沈みます。南中高度は54.34度で緯度をたせばほぼ90度となります。(半年前の秋分の日とほぼ同じデータとなるのを確認できました。)
これからの季節、明るい時間が毎日毎日増えていきます。桜の開花ももうすぐ、気持ちよい季節の到来ですね。
7つの地球サイズの惑星を39光年先に発見
地球から39光年先の赤色矮星を周回する7つの地球サイズの系外惑星を発見したというニュースがありました。そのうち3つの惑星はハビタブルゾーンに存在し、液体の水が存在している可能性があるとの事でした。もしかしたら生命が存在しているのかも?
こんなに近い場所に生命の存在しうる惑星があるという事は、宇宙全体には無数は存在している事でしょう。地球外生命も数えきれないほどいるのかもしれませんね。
細い月と金星の大接近
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
1月2日、日没直後の西の夜空です。細い月と金星が大接近、美しい夜空が広がっていました。
月の欠けて暗くなっている部分がうっすら見えていましたが、地球に照らされてうっすらと見える地球照という現象とのことでした。
新年は1月4日水曜日より通常通り診療いたします。
冬至の日の出は横浜と根室でどちらが早い?
横浜よりも東にある根室に決まってるでしょ!と思う人多いと思います。
ところが、冬至における日の出(横浜の日の出、根室の日の出)比べてみてください。
横浜は6時46分、根室は6時47分です。太陽が東よりも南側から昇るため、わずかですが横浜の方が早いのです。(ちなみに太陽は西よりも南側に沈むので、日の入りは横浜が16時32分、根室は15時45分という感じ!根室の夜は早いですね)
興味ある人は ひまわり8号リアルタイムweb でシミュレーションしてみてください。
当院の年末年始の休診は12月28日(水)~1月3日(火)となります。
年内診療最終日は12月27日(火)になりますのでご注意ください。
12月21日冬至の太陽南中高度
国立天文台ホームページの計算式(冬至のときの太陽の南中高度(度) = 90 - (その場所の緯度) - (地軸の傾き)を利用して、12月21日冬至の太陽南中高度を計算してみました。90-35.54(センター南、さねよし耳鼻咽喉科緯度)-23.43(地軸の傾き)=31.03となりました。日の出日の入り計算サイトを利用して、経度139.57度、緯度35.54度(センター南、さねよし耳鼻咽喉科)、12月21日の南中時間は11時39分47秒、南中高度は31.04度となりました。ほぼ正解となり、自己満足!(ちなみに6月21日夏至の南中高度は77.90度でした。)地軸の傾きが生み出す四季の変化を実感しました。
スーパームーン
11月14日はスーパームーンが見れるかもしれない。(いや天気が良くないようなので厳しそうですが…)
11月14日 22時52分満月の瞬間、地球中心から月中心までの距離は35万6521km 。
11月14日 20時21分月の最接近時、その距離は35万6509kmとのことでした 。
満月の大きさとしては68年ぶりの大きさとなるのだそうです。
木星の衛星エウロパ表面から水分の噴出
以前木星とガリレオ衛星というブログを書きました。エウロパは厚い氷に覆われた衛星ですが、その氷の下には海があり、生命が存在するのではと考えられています。と書きましたが、そのエウロパ表面から水分噴出の証拠を発見というニュースがありました。今回の発見により、厚い氷の下に海が存在する可能性はより高くなったようです。過去にその表面から水蒸気や氷の粒子が噴出されている事が確認されている土星の衛星エンケラドゥスとともに、地球外生命体の発見が期待されるところです。