17日午後から花粉症の患者さんが急に増えました!

今日から花粉症の患者さんが急に増えました。これからしばらくの期間は混雑することが多くなります。
当院は予約なしでの診療が可能ですが、これまでに当院を受診されたことのある方はオンラインでの事前受付も可能です。(オンライン受付はパソコン、スマートフォン、携帯電話から事前に受付を済ませ、自分の診察の順番が近づきましたら来院していただくシステムです。混雑状況や現在の診察の順番を確認できますので、初めて診療を受けられる方も直接来院し受付を済ませた後には順番まで外出していただいて結構です。) どうぞご利用ください。オンライン受付の詳しい使い方は当ホームページのオンライン受付ページをご覧ください。
さねよし耳鼻咽喉科アイチケットはこちら
直接来院される方には、アイチケットでのオンライン受付が始まる(午前診療では)午前9時15分までに、(午後診療では)午後2時15分までに窓口受付を済ませていただく事をお勧めいたします。この時間を過ぎると一斉にオンライン受付が始まるため順番待ちが多くなり、待ち時間が増えてしまいます。ご注意ください。
窓口での受付開始時間は午前が8時45分、午後が1時50分となります。


スギ花粉の飛散開始はもうすぐ

今年は早いといわれてきたスギ花粉飛散の開始、1月後半からの寒さもあって結局は平均的な開始日(バレンタインデー頃)となりそうです。
1月1日からの最高気温の積算値が400~450℃となるとスギ花粉が飛び始めるといわれています。(12月、1月にも、散発的にごく微量のスギ花粉が飛散することがあります。)
2月11日時点、気象庁が発表した横浜での最高気温の積算値は442.8℃となりました。
強い風、暖かい日など条件が整えば、明日飛び始めてもおかしくないところまできています。花粉症の方は外出時のマスクを忘れないようにしてください。


お勧めの花粉情報サイト

2月に入るとそろそろ外出時の花粉対策が必要になります。大量の花粉を吸い込み、一度鼻粘膜に強い炎症を起こすと、鼻粘膜の過敏な状態が続いてしまいます。その後は少量の花粉でも強い症状が出るようになったり、薬の効きも悪くなってしまいます。花粉が多いのか、少ないのか外出前に確かめておく事も大切な花粉症対策の1つになります。
お勧めの花粉情報サイトを挙げます。出かける前にぜひチェックをしてください。
→ 日本気象協会花粉情報
→ とうきょう花粉ネット
→ ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック スギ・ヒノキ花粉情報(私の先輩のHPです)
花粉が本格的に飛散すると、混雑する日が続くと思われます。アレルギー症状の出る前でも薬の処方は可能ですので、早めの受診をお勧めします。


H28年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測&初期療法について

環境省は今年のスギ・ヒノキ花粉予測情報を発表しました。
平成28年における都道府県別花粉総飛散量(スギ、ヒノキの総数)予測(第1報)
横浜は4786個/cm2 (昨年2725、昨年比176%) 例年比137%とやや多くなる予測です。
はやめからしっかりと対策することが必要と考えます。
花粉症には症状の出る前から内服薬などを予防的に使っていく初期療法があります。症状を自覚してから治療された方と比較して、症状の発現が遅くなり、症状が軽くすみ、症状の治まるのが早くなると言われています。初期療法を開始する目安ですが、花粉飛散の2~3週前頃からが良いと思います。今年のスギ花粉飛散開始は2月上旬と予想されていますので1月下旬からの内服開始をお勧めします。


秋の花粉症(ブタクサ・ヨモギ)

秋に花粉症の症状がでるという方がいらっしゃいます。その原因として重要な植物にキク科のブタクサとヨモギがあり、春先のスギ・ヒノキ、梅雨時のイネ科のカモガヤに次いで多くの花粉症の原因となります。
花粉の飛散距離は数十メートルと短く、草の多い場所に近づかなければひどくなる事をふせげます。
当院ではブタクサ・ヨモギ・スギ・カモガヤ花粉症およびダニ・イヌ・ネコアレルギーを指先からの簡単採血で20分程度で調べることができます。また、前腕皮膚に小さな針でごく小さい傷をつけ(痛みはあまりなく、傷跡も残りません)、ハウスダスト、ダニ、スギ、カモガヤ、ブタクサの抗原液を滴下し、皮膚での反応を見るアレルギー検査も行っています。


現在、舌下免疫療法は行っておりません。

舌下免疫療法はマスコミでもよく紹介されるため、問い合わせが時々あります。
当院では現在、スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っておりません。
最大の理由は、アナフィラキシー(重症の薬剤アレルギー)の可能性がないとは言いきれない事です。
2番目の理由は、約3年間治療を続けても全く効果が出ない人が約3割いるとされており、効果の出ない人を事前に予想できない事です。
もう1点、治療効果が高く短期間での効果発現が確認されているスギ花粉症緩和遺伝子組み換え米の研究が進んでいる事もあります。
現時点での私の考えとしては、まず大学病院、総合病院レベルで舌下免疫療法がひろく普及し、その安全性、有効性が確認された後に、実施を検討したく思います。


❀三溪園の桜❀


三渓園の桜を見てきました。今が満開、とてもきれいでしたよ!
東京都の平成27年春スギ・ヒノキ花粉情報によると、都心部での飛散開始から3月末までの花粉数は4000個を超えたようです。スギ花粉飛散のピークは過ぎましたが、ヒノキ花粉はゴールデンウィーク頃まで飛散しますので、引き続きご注意ください。


3月21日土曜日(春分の日)は休診日です。

3月21日土曜日は祝日(春分の日)です。祝日は休診日となりますのでご注意ください。
花粉飛散の多い日が続いています。例年3月中旬に最大のピークがあり、今年の花粉は半数以上残っているものと思われます。ご注意ください。


生命生息可能な環境がエンケラドスに存在!

土星の衛星エンケラドスに生命生息可能な環境が証明されたとのニュースがありました。エンケラドスは表面を厚い氷に覆われた直径500Km程の小さな衛星。これまで土星探査機カッシーニの観測により、衛星表面のひびわれから有機物を含んだ水蒸気の噴出が確認されていました。今回の発表は、その噴出物にナノシリカ(二酸化ケイ素の微粒子)が含まれていた→ナノシリカは岩石が熱水に溶けてから急冷することででき、地球では温泉や海底に湧き出す熱水に含まれている→地球の海底熱水噴出孔周囲には沢山の微生物が生息している→ということはエンケラドスにも生命が存在している可能性があるというものでした。地球外生命の発見に一歩近づいたニュースでした。

花粉飛散ピークの時期になっています。環境省発表の横浜でのスギ・ヒノキ花粉総飛散量予測(第2報)は5139個東京都のH27年スギ・ヒノキ観測データをみると今日までに2000個は超えたのではないでしょうか?でもまだ半分以上残っています。御注意ください。


花粉飛散の多い日が続いています。

ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック スギ・ヒノキ花粉予報によると、3月の第1週はダーラム法で極めて多い日が3日間あり、1週間あたり1000個にせまる飛散がありました。クリニックには重症化した方が非常に多く来院しました。
花粉はやっと4分の1が終わったくらい。まだまだ要注意の日が続きます。花粉対策をしっかり行いましょう。