お勧めの花粉情報サイト

花粉が飛び始め、症状の出ている方が増えてきました。これからの季節、外出時の花粉対策が必要になります。大量の花粉を吸い込み、一度鼻粘膜に強い炎症を起こすと、鼻粘膜の過敏な状態が続いてしまいます。その後は少量の花粉でも強い症状が出るようになったり、薬の効きも悪くなってしまいます。花粉が多いのか、少ないのか外出前に確かめておく事も大切な花粉症対策の1つになります。
お勧めの花粉情報サイトを挙げます。出かける前にぜひチェックをしてください。
→ 環境省花粉観測システム(はなこさん)
→ とうきょう花粉ネット
→ ながくら耳鼻咽喉科アレルギークリニック スギ・ヒノキ花粉情報(品川区での情報 / 私の先輩のHPです)


スギ花粉飛散開始は秒読み段階!

1月1日からの最高気温の積算値が400~450℃となるとスギ花粉が飛び始めるといわれています。(12月、1月にも、散発的にごく微量のスギ花粉が飛散することがあります。実際に微量の花粉は既に飛散しています。)
2月6日時点、気象庁が発表した横浜での最高気温の積算値は411.6℃となりました。
強い風、暖かい日など条件が整えば、一斉に飛び始めてもおかしくないところまできています。花粉症の方は外出時のマスクを忘れないようにしてください。


花粉症症状の出始めている方が徐々に増えてきました

花粉症シーズンに入ったようです。
観測されているスギ花粉はまだ微量ですが、症状を自覚し始めた方が徐々に増えてきました。
外出時のマスク忘れないようにしてくださいね。油断するとシーズン前半から鼻粘膜がダメージを受けてしまい、長期間つらい症状に苦しむことになってしまいます。


スギ・ヒノキ花粉飛散情報&初期療法について

日本気象協会の2017年春の花粉飛散予測情報です。
例年通り、バレンタインデー頃の飛散開始と考えてよいようです。
去年よりやや少ない予想とはいえ油断大敵、はやめからしっかりと対策することが必要と考えます。
花粉症には症状の出る前から内服薬などを予防的に使っていく初期療法があります。症状を自覚してから治療された方と比較して、症状の発現が遅くなり、症状が軽くすみ、症状の治まるのが早くなると言われています。初期療法を開始する目安ですが、花粉飛散の2週前頃からが良いと思います。1月終わりから2月初めの内服開始をお勧めします。


エボラ出血熱ワクチン完成?

エボラ熱予防で効果的ワクチン(18年にも投与可能に)というニュースがありました。
2014年~15年に西アフリカで流行した時には、日本にいつ上陸し、いつ流行が始まるのか、強い恐怖を感じました。このワクチン完成が、エボラ出血熱に対する勝利宣言となることを祈ります。

当院の年末年始の休診は12月28日(水)~1月3日(火)となります。
年内診療最終日は12月27日(火)になりますのでご注意ください。


2017年春の花粉飛散予測

日本気象協会の2017年春の花粉飛散予測によると、例年と比べ北日本・東日本では少なめ、西日本では例年並み~多めになるとの予測が出ています。関東地方では2016年夏の気温は高く、日照時間は平年並、降水量は多く、自分の予想では、もう少し多いのかなと思っていました。
高温・多照などの花芽が多く形成される気象条件が揃った西日本では大量飛散年となるようです。


秋の花粉症

ここ最近花粉症の症状がでるという方が多くいます。その原因として重要な植物にキク科のブタクサとヨモギがあり、春先のスギ・ヒノキ、梅雨時のイネ科のカモガヤに次いで多くの花粉症の原因となります。花粉の飛散距離は数十メートル程とされています。その予防は草の多い場所に近づかないことです。
当院ではブタクサ・ヨモギ・スギ・カモガヤ花粉症およびダニ・イヌ・ネコアレルギーを指先からの簡単採血で20分程度で調べることができます。また前腕皮膚にハウスダスト、ダニ、スギ、カモガヤ、ブタクサの抗原液を滴下し、小さな針でごく小さい傷をつけ(痛みはあまりなく、傷跡も残りません)、皮膚での反応を見るアレルギー検査も行っています。


耳鼻咽喉科救急当番

昨夜6月30日は横浜市夜間急病センター(桜木町)での耳鼻咽喉科救急当番でした。
20時から24時までの当番です。いつものように魚の骨がのどにささった、子供が鼻に物を入れてしまった、鼻血、中耳炎など多くの患者さんが来院しました。耳鼻咽喉科は24時ちょうどに終わりましたが、小児科では24時になっても多くの患者さんが待っていたようでした。


日本耳鼻咽喉科学会

休診日を利用して日本耳鼻咽喉科学会に出席してきました。今回は名古屋市立大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室が担当のため、名古屋国際会議場で行われました。
学会は勉強しに行く場でありますが、専門医資格を維持するための単位を取得する場でもあります。学会のために休診する医院が多いのはこのためなのです。今年は学会の制度に変更があったため、例年以上の耳鼻咽喉科医が集まりました。昔の医局仲間とも会えて有意義な時間を過ごすことができました。
帰りに食べたひつまぶしも最高でした。


耳鼻咽喉科学校健診

今日は朝から快晴で暖かくからっとした良い気候でした。午前中に小学校の耳鼻咽喉科健診をしてきましたが、良い気候のせいか風邪をひいている子は数人しかいませんでした。(3週前の他校の健診では風邪をひいてる子が各クラス数人いました。)
耳鼻咽喉科健診でチェックする主な疾患ですが、耳では難聴・滲出性中耳炎・慢性中耳炎・耳垢栓塞、鼻では副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・慢性鼻炎・鼻中隔わん曲症、のどでは扁桃肥大・扁桃炎・アデノイド肥大・音声異常・言語障害になります。横浜市立小学校では、異常があった時には学校から耳鼻咽喉科への受診のお勧めが渡される事になっています。(病名がついても一過性のものもあります。例えばひどい鼻かぜの時に副鼻腔炎の病名がつく場合があります。逆に疾患があっても軽症のものや健診時に症状が出ていない時には、受診のお勧めが渡されない場合があります。)受診のお勧めをもらったら、症状が続く場合には耳鼻咽喉科への受診をお勧めします。