花粉症の治療には、症状の出る前から内服薬や点鼻薬などを予防的に使っていく初期療法があります。症状を自覚してから治療された方と比較して、症状の発現が遅くなり、症状が軽くすみ、症状の治まるのが早くなると言われています。初期療法を開始する目安ですが、予想花粉飛散開始日の2週前頃からが良いと思います。
そろそろ初期療法開始の時期かなと考えます。
花粉症の患者さんに対して症状発現前でも処方箋発行は可能です
温暖化の影響なのかもしれませんが、例年より早く鼻炎症状が出現して来院する方がみられるようになりました
花粉症の患者さんに対して症状発現前でも処方箋発行は可能です
大混雑する前の1月中、早めの受診をお勧めします
2024年春の花粉飛散予測
来年春のスギ・ヒノキ花粉飛散は例年並みと予測されています
→ 日本気象協会2024年春の花粉飛散予測
今年の夏は記録的猛暑でしたが、今春のスギ・ヒノキ花粉飛散数が多かったことから、スギ雄花の花芽の量はやや少なくなっているようです
12月28日から1月4日の期間を年末年始の休診とさせていただきます
秋の花粉症
この1~2週間、花粉症の症状で来院される方が増えてきました。
ブタクサ、ヨモギなどのキク科の植物が原因となるアレルギーが多いと考えます。春先のスギ・ヒノキ、梅雨時のイネ科のカモガヤ、これらに次いで多い花粉症の原因となります。
花粉の飛散距離は数十メートル程とされ、草の多い場所に近づかないことが一番の予防法です。
当院ではブタクサ・ヨモギ・スギ・カモガヤ・シラカバ花粉症およびダニ・イヌ・ネコアレルギーを指先からの簡単採血で20分程度で調べることができます。また前腕皮膚にダニ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギの抗原液を滴下し、小さな針でごく小さい傷をつけ(痛みはあまりなく、傷跡も残りません)、皮膚での反応をみるアレルギー検査も行っています。
*これらの検査は小学生高学年以上で、検査を怖がらない方に限定しています
咳止めや抗生物質が非常に少なくなっています
多くの薬局で咳止めや抗生物質が非常に少なくなっております
処方したい薬を処方できない状況が1か月以上続いています
この状況は、しばらくの期間続きそうです
新型コロナやインフルエンザが流行し、学級閉鎖も起きているようです
あらためて十分な感染対策をお願いいたします
横浜市夜間急病センター(桜木町)救急当番
昨夜17日は横浜市夜間急病センター(桜木町)救急当番でした
20時から24時までの耳鼻咽喉科救急当番です
いつも通りに耳鼻のどの異物に始まり、
その後はひどい咽頭炎・扁桃炎、中耳炎などが続きました
珍しく鼻出血の患者さんは来ませんでした
当院は来週月曜日から通常通りの診療です
8月1日から中学生(横浜市民)までの医療費が無料になります
新規でのスギ花粉症舌下免疫療法の開始を控えさせていただいております
シダキュアスギ花粉舌下錠2000JAUの出荷制限が続いているため、新規でのスギ花粉症舌下免疫療法の開始を控えさせていただいております
現時点ではシダキュアスギ花粉舌下錠5000JAUの出荷制限はありませんので、既に治療されている方に影響は出ておりません
黄砂?花粉症?
桜開花 史上1位タイの早さ
3月14日史上1位タイの早さで桜開花宣言(東京)がありました
満開予想は21日、こんなに早いと4月までもたないのではないでしょうか?
ちょっと早すぎに感じてしまいます
スギ・ヒノキ花粉飛散の今後も気になるところです
同じ植物ですから、例年より早く飛び終わるのかもしれませんね?