日本気象協会が来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散予測を発表しました。関東地方では、この夏の猛暑の影響で例年(過去10年の平均)より多いかやや多いとのことです。(例年の150%以上200%未満を多いとしています。)今春は例年の2~3割でしたので、今春と比較すると数倍の予測になっています。
花粉の飛散数は前年夏の日照時間が長くなると多くなり、さらに前年の飛散数が少なければ多くなる傾向があるといわれています。来春はその多くなる条件を十分すぎる程満たしています。ちなみに過去最大に飛散した2005年との比較で、日本気象協会は50~90%程度と予測していますが、weathernewsでは同程度かそれを上回る可能性があると予測しています。この違い、日本気象協会の見解は2010年夏は2004年夏に比べ日射量が少なかったこと、気温が高すぎて花芽の形成が抑えられることをあげています。