映画ドリーム(原題はHidden Figures)を見てきました。
私の最も大好きな番組コズミックフロントNEXTで「コンピューターと呼ばれた女性たち」が先日放送され、この映画の公開を楽しみにしていました。
以下コズミックフロントからの紹介です。
1950年代からアメリカではソ連との間で宇宙開発競争が繰りひろげられてきました。この時代機械のコンピューターはあったものの故障も多く使い勝手が悪く、重要な計算は人間が行っていたのだそうです。男性の研究者がアイデアを考え、研究に専念できるように、そのデータを計算、整理する多くの女性がいたのだそうです。彼女たちはヒューマンコンピューターと呼ばれ、宇宙船の軌道計算なども正確に行い、宇宙開発を陰で支えてきたのだそうです。
アメリカ人として初めて地球周回飛行に成功した宇宙飛行士ジョン・グレンは、その飛行前に機械のコンピューターが計算したデータをヒューマンコンピューターに再計算させ、「彼女が合っているというなら喜んで飛ぼう」とまで言うほど、とても信頼していたのだそうです。
映画ドリームでは、マーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)を舞台に、当時あった人種・性別の差別を乗り越え信頼を勝ち取り、宇宙開発最前線に進出していく姿を描写しています。とても良い映画でした。