昨日3月20日横浜での平均気温は8.9度とやや寒く、しばらく続いた外来の混雑はやや落ち着き、久々に定時の終了となりました。本日3月21はさらに冷え込み、朝から雪が降り、春分の日とは思えない1日となっています。今週前半は、花粉症症状も一休みといったところではないでしょうか?
今週に入りスギ花粉飛散数は減少傾向、代わってヒノキ花粉飛散数が増加傾向にあります。3月19日・20日にはヒノキ花粉飛散数がスギ花粉飛散数を上回りました。(品川で開業する私の大先輩のクリニックHP遠藤耳鼻咽喉科・アレルギークリニックHPをご参照ください。)
例年ヒノキ花粉飛散はスギ花粉飛散に対し開始・ピーク・終了の時期ともに約1か月遅れたものとなります。これからがヒノキ花粉本格飛散のピークとなります。(その総飛散数は関東地方ではスギ花粉の1~2割程度とされています)
例年ヒノキ花粉の飛散が始まると、アレルギー症状の強くなる方がみられます。(鼻や眼の症状だけでなく、のどの痛みや咳のひどくなる方がみられます。)これからの時期、すでに鼻粘膜が過敏になっているためか、スギに比べて少なめの花粉飛散数であっても症状の強く出ることがあります。油断せずに十分ご注意ください。