まもなくスギ花粉の本格飛散開始

1月1日から2月6日までの横浜の最高気温(気象庁発表)を積算したところ362.6℃となりました。以前スギ花粉の飛散開始日について触れましたが、1月1日からの最高気温の積算値が400~450℃となるとスギ花粉が飛び始めるといわれています。ということは、今週中または来週前半あたりと思われます。

今週は木曜日が休診日、金曜日が祝日となります。花粉が本格的に飛び始めた場合、土曜日は雪でも降らない限り大変混雑するものと思われます。混雑時にはオンライン受付をストップし、窓口での受付のみとさせていただく場合もございます。可能な方には、平日の受診をお勧めします。


学校医との座談会③

学校医との座談会① 座談会② の続きです。座談会で話した内容の一部です。
『平成20年に全国の耳鼻咽喉科医約1万人に対して行われたアンケート調査。調査対象は耳鼻咽喉科医本人およびその家族。そのアレルギー性鼻炎有病率は39.4%、スギ花粉症有病率は26.5%でした。この調査は平成10年にも行われており、アレルギー性鼻炎29.8%、スギ花粉症16.2%でした。この10年間でアレルギー性鼻炎、スギ花粉症は共に約10%増えています。』

もうすぐスギ花粉の本格飛散が始まります。今年は花粉が大量に飛散しますので、花粉症の方は外出時必ずマスクをしましょう!しっかり薬を飲んでいるから大丈夫でしょといった油断は禁物です!
花粉症の初期療法 まだぎりぎり間に合います。


祝!アジアカップ優勝

ザックジャパンが日本中を幸せにしてくれました!
オーストラリアとのアジアカップ決勝戦。延長後半、長友の左クロスを李がボレーシュート!見事に決まり、アジアカップ優勝をつかみとりました。
相手キーパーもほとんど反応できないほどの鮮やかなボレーシュート!あのドーハの地で、これ以上ないというくらい記憶に残るゴールシーンとなりました。
ザックジャパンが誕生して負け知らずの日本代表、どこまで強くなってくれるんでしょうか!


132億年前の宇宙を発見

ハッブル宇宙望遠鏡(カリフォルニア大学 ガース・イリングワース博士)が快挙!132億光年かなたの銀河を発見したと、ネイチャーに発表しました。
現在宇宙が生まれて137億年!今回宇宙誕生から5億年しか?たっていない銀河が見つかったわけです。(つまりこの発見は132億年前の宇宙を見ているわけです。)
昨夜、以前に録画していたNHKスペシャル「ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の始まりに挑む」を見たばかり!自分の中では非常にタイムリーなニュースでした。
近い未来、宇宙で初めて誕生した星「ファーストスター」が発見されるのかもしれません!


アジアカップ韓国戦

今日は寝不足の人が多いのでは? 昨夜のサッカーアジアカップ韓国戦、延長も引き分けてPKへ、寝れない展開でした。PKは川島が2本続けてファインセーブ、日本決勝進出です!土曜日の決勝戦、皆で応援しましょう。
川島さん、花粉ブロックの他にもCM決まるのでは?


『こうのとり』

『こうのとり』とは国際宇宙ステーションに食糧や実験装置などを運ぶ宇宙ステーション補給機(HTV2)の愛称!1月22日に種子島宇宙センターからH-ⅡBロケットで打ち上げられ、28日に国際宇宙ステーションにドッキング予定です。
今朝はこうのとりが上空を通過するため、見れるチャンス!ちょっと早起きしました。
JAXAホームページの目視予想どおり、5時46分頃から2~3分にわたり、西から北北東に移動するこうのとりを見ることができました。国際宇宙ステーションに比べかなり小さなこうのとりですから、見れるかどうか半信半疑でしたが、想像していた以上に明るく輝いて見えました。
今回国際宇宙ステーションとこうのとりのランデブーを期待していましたが、28日には見ることができないようです。残念!次回のスペースシャトルに期待します。


学校医との座談会②

学校医との座談会①の続きです。
『東京都が公表するデータによると、スギ花粉症は都市部で急激に増えているようです。平成8年度のスギ花粉症推定有病率はあきる野市25.7%、大田区17.7%と、花粉の多いあきる野市で8%多い結果でした。ところが平成18年度にはあきる野市28.0%、大田区28.5%と、都市部の大田区で急激に増え、あきる野市を0.5%上回りました。この結果を見ると花粉症の発症には、花粉の飛散数だけでなく都市的な要素も関係しているようです。』


学校医との座談会①

今日は学校医を務める小学校で、PTA主催の『学校医との座談会』がありました。人前で話すのは得意ではありませんが、これも学校医の大事な仕事の一つです、頑張ってきました。
『アレルギー性鼻炎の現状と学校生活における注意点』という内容の話をしたのですが、その中でスギ花粉症はこんなに増えてますよ!という話をしました。その一部を書いてみます。
『東京都が公表するデータによると、東京都のスギ花粉症推定有病率はS58~62年度10.0%、H8年度19.4%、H18年度28.2%となっています。0~14歳の推定有病率はS58~62年度2.4%、H8年度8.7%、H18年度26.3%となっています。(20年前は子供に花粉症はあまりいないといわれていたのに、今では大人とあまり差がありません。)このようにスギ花粉症はすごく増えているんです!』
幸い私はスギ花粉症がありません。でもこのデータを見ると、花粉の多い日はマスクしようかなって考えてしまいます。

さねよし耳鼻咽喉科では花粉症の初期療法受け付けています。


花粉症の初期療法

『今年は花粉が非常に多い』 テレビや新聞でも、この話題をしきりにとりあげるようになってきました。今年は去年とは事情が違います。(2011年春の花粉飛散予測
去年楽に過ごせたから大丈夫!とはいきません。油断しているとひどくなる可能性があります。
花粉症の初期療法をご存知でしょうか?症状が出る前から内服薬などを予防的に使っていく治療法です。症状を自覚してから治療された方と比較して、初期療法をした方は症状の発現が遅くなり、症状が軽くすみ、症状の治まるのが早くなると言われています。
その開始する目安ですが、花粉飛散の2~3週前頃からが良いと思います。スギ花粉は2月の上旬から中旬にかけて飛散を開始しますので、できれば1月下旬、遅くても2月の初めには内服の開始をお勧めします。
(初期療法をしている場合でも外出時のマスクは絶対に必要です。しつこいですが、今年は去年とは違います!)
どこの耳鼻科も2月に近づくと混雑します。できるだけ早めの受診をお勧めします。


スギ花粉の飛散開始日について

ご存知かと思いますが、今年は花粉が多いと予測されています。(2011年春の花粉飛散予測
昨年春の花粉が少なかった事に加え、夏の日照時間が長かった点など花粉が多くできる条件が整ってしまいました。
花粉の飛散開始日は、1月1日からの最高気温を積算して400~450度になった頃といわれています。平均するとバレンタインデーの頃になります。(暖かい日が続くと予想外に早くなる事も考えられます。)
毎年花粉症の症状がひどい方には、花粉が飛び始める前からの治療をお勧めしています。花粉の飛散2~3週前から予防的に内服治療を開始すると、症状が出てから内服を始めるよりも症状は軽くすむようです。できれば1月下旬から、遅くても2月の初めには内服を開始する事をお勧めします。(早く内服を始めた方でも、外出時のマスクは絶対に必要です!)
どこの耳鼻科も2月に近づくと混雑します。できるだけ早めの受診をお勧めします。