学会シーズン

今は学会が集中するシーズンです。先週は日本耳鼻咽喉科学会、今週は日本アレルギー学会、いずれも東京での開催だったので休診日を利用して出席してきました。学会は日々進化する最先端の医学に触れる勉強の場であり、そして大学病院勤務時代の仕事仲間に会える楽しみな場でもあります。


地球温暖化

世界の大気中CO2濃度月平均が初めて400ppmを超えたというニュースがありました。400ppmは地球温暖化の危険水準とされているそうです。
今年も猛暑になるのでしょうか?


小梅の日課


ペットの小梅です。朝食を食べて遊んだ後、ソファで寝るのが日課になっています。


ゴールデンウィーク中の臨時休診はありません

昨日横浜の最高気温は25.0℃と、今年初めての夏日となりました。
明日からはゴールデンウィークになります。
期間中、当院診療に臨時休診はありませんが、木曜・日曜・祝日は休診日のため、4月29日30日が2日連続の休診日、5月3日~7日が5日間連続の休診日となります。ご注意ください。


横浜市夜間急病センター救急当番

昨夜は20時から24時まで桜木町の夜間急病センターでの耳鼻咽喉科救急当番でした。
中耳炎と魚骨がのどにささった方が多いのはいつもの事。昨夜はめまいの患者さんがいつも以上に多く来院されました。そのうち1人はひどく、近くの病院に入院してもらいました。


耳鼻咽喉科学校検診

今日は小学校の耳鼻咽喉科学校検診に行ってきました。1年生、4年生とその他学年の希望者の健康診断です。毎年6月末までに行うことになっています。
1年生は感染に対する免疫防御機構がまだ未熟なために中耳炎、鼻炎、扁桃炎などに罹患しやすい年齢、今日の検診では風邪に伴う副鼻腔炎が多くみられました。4年生は耳鼻咽喉科領域の諸器官の発育がおおむね完成される年齢、副鼻腔炎もほとんどみられませんでした。


1億2708万3千人

昨年10月1日現在の日本の人口は1億2708万3千人というニュースがありました。4年連続の減少だそうです。
14歳以下の人口は1623万3千人、65歳以上の人口は3300万人との事、日本の高齢化は深刻な問題のようです。


現在、舌下免疫療法は行っておりません。

舌下免疫療法はマスコミでもよく紹介されるため、問い合わせが時々あります。
当院では現在、スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っておりません。
最大の理由は、アナフィラキシー(重症の薬剤アレルギー)の可能性がないとは言いきれない事です。
2番目の理由は、約3年間治療を続けても全く効果が出ない人が約3割いるとされており、効果の出ない人を事前に予想できない事です。
もう1点、治療効果が高く短期間での効果発現が確認されているスギ花粉症緩和遺伝子組み換え米の研究が進んでいる事もあります。
現時点での私の考えとしては、まず大学病院、総合病院レベルで舌下免疫療法がひろく普及し、その安全性、有効性が確認された後に、実施を検討したく思います。