水星に氷が存在

NASAは探査機メッセンジャーのデータから、水星の北極地域にあるクレーター内に氷と凍結した有機物が存在することがわかったと発表しました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8AT02620121130
太陽に最も近い惑星「水星」、夜間の最低気温はマイナス183度ですが、太陽光のあたる昼間の最高気温は427度にも達します。水が存在できるはずのない環境と考えていましたが、公転軌道面に対する自転軸の傾きがほぼ垂直なため、北極、南極地域のクレーター内部には全く太陽光が届かない場所があり、氷が存在できるのだそうです。
この水と有機物は、過去に彗星や小惑星によって運ばれたものと考えられているようです。