東京マラソンと花粉情報

日本人トップ(総合3位)は川内優輝選手2時間8分37秒!市民ランナーが世界選手権(8月韓国)の代表内定だそうです。すごい!

すごいと言えば花粉もすごい事になっています。慈恵医大耳鼻科の花粉症のページで25日金曜日、26日土曜日の品川でのスギ花粉飛散数を確認したところ、この2日間で昨シーズンのスギ花粉総飛散数の半分以上に達したようですようです。

以下追加記載です。25(金)~27(日)3日間大量飛散あり、この3日間で昨シーズンのスギ花粉総飛散数の9割に達したようです。


お勧めの花粉情報サイト

東京都の花粉情報によると、24日よりスギ花粉は急増するようです。
出かける前には花粉の飛散状況、飛散予想を確認するようにしてください。
お勧めの花粉情報サイトです。 
→ 環境省花粉観測システム(はなこさん)
→ とうきょう花粉ネット
→ 慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ

大量の花粉を吸い込み、一度鼻粘膜をいためてしまうと、鼻粘膜の過敏な状態が続いてしまいます。その後少量の花粉でも強い症状が出るようになったり、薬の効きも悪くなってしまいます。充分ご注意ください。
土曜日は大変混雑するものと思われます。混雑時にはオンライン受付をストップし、窓口での受付のみとさせていただく場合もございます。可能な方には、平日の受診をお勧めします。


スギ花粉飛散開始?

1月1日から2月16日までの横浜の最高気温積算値は455.5℃となりました。
スギの木に降り積もった雪は溶けたでしょうか?
とうきょう花粉ネット』の花粉予報では、都心で17日午後2時頃「やや多い」としています。17日が飛散開始日となるのかもしれません。注意してください。

*飛散開始日の定義ですが、同一観測点で、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を原則として2日以上連続して観測した場合の最初の日となっています。実際には飛散開始日以前から微量の花粉は飛んでいます。


今年初の積雪!

6日に「花粉が本格的に飛び始めた場合、土曜日は雪でも降らない限り大変混雑するものと思われます」と書きましたが、本当に雪が降ってしまいました。来院される際には滑らないよう足元にお気をつけください。
ちなみに1月1日から2月11日までの横浜の最高気温積算値は410.8℃となり、スギの本格飛散開始の目安に到達しました。天気が回復すると、いつ飛び始めてもおかしくないという状況です。雪で飛散開始が遅れた分、飛び始めると花粉は一気に増加します。花粉症の方は外出時のマスク着用を忘れないでください。


まもなくスギ花粉の本格飛散開始

1月1日から2月6日までの横浜の最高気温(気象庁発表)を積算したところ362.6℃となりました。以前スギ花粉の飛散開始日について触れましたが、1月1日からの最高気温の積算値が400~450℃となるとスギ花粉が飛び始めるといわれています。ということは、今週中または来週前半あたりと思われます。

今週は木曜日が休診日、金曜日が祝日となります。花粉が本格的に飛び始めた場合、土曜日は雪でも降らない限り大変混雑するものと思われます。混雑時にはオンライン受付をストップし、窓口での受付のみとさせていただく場合もございます。可能な方には、平日の受診をお勧めします。


花粉症の初期療法

『今年は花粉が非常に多い』 テレビや新聞でも、この話題をしきりにとりあげるようになってきました。今年は去年とは事情が違います。(2011年春の花粉飛散予測
去年楽に過ごせたから大丈夫!とはいきません。油断しているとひどくなる可能性があります。
花粉症の初期療法をご存知でしょうか?症状が出る前から内服薬などを予防的に使っていく治療法です。症状を自覚してから治療された方と比較して、初期療法をした方は症状の発現が遅くなり、症状が軽くすみ、症状の治まるのが早くなると言われています。
その開始する目安ですが、花粉飛散の2~3週前頃からが良いと思います。スギ花粉は2月の上旬から中旬にかけて飛散を開始しますので、できれば1月下旬、遅くても2月の初めには内服の開始をお勧めします。
(初期療法をしている場合でも外出時のマスクは絶対に必要です。しつこいですが、今年は去年とは違います!)
どこの耳鼻科も2月に近づくと混雑します。できるだけ早めの受診をお勧めします。


スギ花粉の飛散開始日について

ご存知かと思いますが、今年は花粉が多いと予測されています。(2011年春の花粉飛散予測
昨年春の花粉が少なかった事に加え、夏の日照時間が長かった点など花粉が多くできる条件が整ってしまいました。
花粉の飛散開始日は、1月1日からの最高気温を積算して400~450度になった頃といわれています。平均するとバレンタインデーの頃になります。(暖かい日が続くと予想外に早くなる事も考えられます。)
毎年花粉症の症状がひどい方には、花粉が飛び始める前からの治療をお勧めしています。花粉の飛散2~3週前から予防的に内服治療を開始すると、症状が出てから内服を始めるよりも症状は軽くすむようです。できれば1月下旬から、遅くても2月の初めには内服を開始する事をお勧めします。(早く内服を始めた方でも、外出時のマスクは絶対に必要です!)
どこの耳鼻科も2月に近づくと混雑します。できるだけ早めの受診をお勧めします。


世界の年平均気温

気象庁は、2010年の世界の年平均気温が平年(1971~2000年の30年平均値)差で+0.36℃、1891年以降では1998年に次いで第2位の高い値となる見込みと発表しました。陸域のみの年平均気温は平年差で+0.68℃、1891年以降では第1位の高い値となる見込みとしています。
あらためて地球の温暖化を実証するデータ、今後この地球はどうなってしまうのでしょうか?
そして耳鼻科医の立場として気になるのは、地球の温暖化が進むとスギ・ヒノキ花粉は今後どこまで多くなるのでしょうか?(東京都の公表するデータでは、スギ・ヒノキ科花粉飛散数はこの20年間で3倍になっています。)
2011年春の花粉飛散予測では今春の数倍の花粉が飛ぶとの事です。花粉症には早めの対策が必要です。過去に花粉でひどい症状の出たことのある方は、花粉が飛ぶ2~3週間前からの内服をお勧めします。具体的には、1月の下旬には内服を始めると良いのではないかと思います。
花粉症症状のでた時には、まわりの多くの人も症状がでており、耳鼻科は混雑しています。花粉が飛び始める前の、早めの受診をお勧めします。


舌下免疫療法

木曜日の休診日を利用してアレルギー学会に出席してきました。
興味のある演題のひとつに『花粉症に対する舌下免疫療法について』がありました。
アレルギー性鼻炎(花粉症)の治療の一つに減感作療法というものがあります。アレルギーの原因物質(スギ花粉症ではスギ花粉から抽出されたエキス)を皮下注射していく治療法で、アレルギー症状の改善が期待でき、実際に薬物の使用を減らすことが出来ます。この減感作療法、理論的にはアレルギーの治療として理想的な治療法なのですが、痛みのある注射を数年以上続けていく必要があることや、まれにショックを起こすことがあり、日本の医療機関では一般的になっていません。(当院でも、万が一患者さんがショック状態になってしまったらとの考えから行っておりません。)
『花粉症に対する舌下免疫療法』は舌下にスギ花粉エキスを投与していく方法で、減感作療法より安全で、そしてより有効な治療法とも考えられ、将来的には自分自身が自宅で行っていくことのできる治療法と考えられています。現在日本医科大学などからなる厚生労働省の研究班で臨床試験が行われています。(ヨーロッパでは既に有効性、安全性が確立されており、花粉症だけでなくダニアレルギーの治療にも使用できるようです。)花粉症患者さんには非常に待ち遠しい治療法だと思いますが、大半の耳鼻咽喉科医も待ち望んでいます。臨床試験ではやく安全性、有効性が確認され、保険診療の適用される治療法となってくれることを望んでいます。